■ PCとネットワーク環境さえあれば

本では、「Mac一つあれば・・・」というタイトルである。業務システムの領域では、会社の中で与えられたものを使うというのが普通だと思います。今だと、BYODとか言って自分のMacを持ち込んでということがありえるかもしれないがまだまだ一般的ではなく、標準化された環境(標準化というのは、別な言い方をすると枯れたものを使うことだ)でやることになります。

それはそれとして大事なことではありますが、サービスをお客さんと一緒になって作っていくという点からみると使い勝手も悪いし、機動性に乏しい。ということで、これからは自分の好きなPCと外部でもさくさくつながる環境があればできてしまうことをめざすべきであろう。与えられたものではなく、自分なりに工夫した道具を持ってということです。

ビジネスサービスをつくるということは、「書を捨て街に出でよ!」の精神が非常に重要なことで、自分の会社に閉じこもってせっせとコードを書く事ではないから、自分なりの道具が要るということなのです。では、街に出てビジネスサービスを作るときに必要なことはなんでしょうか。

<dit>・    お客さんとの連絡、スケジューリング、情報共有</dit>
<dit>・    ユーザ要求の引き出し</dit>
<dit>・    ビジネスモデル記述、ビジネスプロセスモデルの提示</dit>
<dit>・    新プロセスの記述・分析</dit>
<dit>・    プロセスのビジネスサービス化</dit>
<dit>・    ITにプロトタイプ実装</dit>

までくらいのことができればよいと思います。プロトタイプのあとはお客さん自身で使えるものにするというのがぼくのスタンスです。こうした活動にどんなツールを使っているのかというと次のようなものになります。ごく普通のデバイスです。

・ハード  :モバイルPC(Acerの安いやつを使っていたのだが、キーボードが壊れてしまったので、緊急避難で昔使っていたThinkPadにしています)、iPhone、イーモバイル
・ソフト  :Cybozu.com(live、kintone)、Cacoon、Excel

iPhoneはボイスメモを使ってワークショップの時の議論を録音します。また、ホワイトボードに書いたメモをカメラで写すという使い方になります。基本ひとりでやっていますので、議事録をとったりできませんので、この録音と写真は大変重宝します。イーモバイルも最近は速度が早く問題なく使えるようになりました。

ソフトウエアでは、サイボウズ社のものが便利です。今はクラウド化しているので、Cybozu.comから必要なものを選んで使います。ぼくの場合は、お客さんとの連絡、スケジューリング、情報共有にはサイボウズliveを使っています。20人までは無料ですから、ワークショップができるとすぐにメンバーの方々に登録してもらいます。

そして、ビジネスモデルやプロセスのモデルはCacooという描画ソフトを使います。Nulabという会社が提供しているWeb上で作図ができるものです。ここにモデルフローを書いてあるので、それをお客さんに見てもらうようにしています。また、プロセスの概略設計もここで行います。それをもとにkintoneのフォーム設計に落としていきます。いずれも低価格なのでぼくらのような零細企業にとっては助かります。次回に具体的な使い方を説明します。
 


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ビジネスサービスのつくり方 - 第1章 心構えと下準備 - Wadit Blog. Read More

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