標準品見積提示プロセス(実装その3)

前回までは、「見積依頼受付」「商品選択」「納期確定」というアクティビティについてプロセス要素表か該当するパーツを選んで設定を行いました。次に残りのアクティビティの設定を行います。「価格設定」です。見積書に記載する売価で非常に重要なところですね。この決め方は、一義的に決まらないし、各社各様の決め方があると思います。

ひどい場合は、営業の胸三寸で決めるなんてこともあるかもしれませんが普通はルールというものがあるはずです。それは別に明文化されいなくても何らかの形で共有化されていればよいと思います。このケースでは、外部を参照するのではなくアプリのフィールドグループの中に直接記述してしまおうというものです。こんなルールにしておきました。

見積価格の決定は次のルールに従って決定してください。
1)価格構成は、仕切り価格+営業経費+利益とする。
2)営業経費は仕切価格の20%とする。最終的には営業部長判断とする。
3)利益は、仕切価格+営業経費の30%とする。

ですから見積金額は、仕切り価格を入力すると自動的に計算するというフォーマットにしています。では仕切り価格はどう決まるのかはここでは言及していませんが、製造原価から出すかもしれませんし、仕入れ価格かもしれませんが、外部アプリからの情報に依ります。データ連携で自動的に持ってきてもかまいません。

まず、ここで入力する仕切り価格は、数値というパーツを持ってきます。そして、このああと計算に使いますので、フィールドコードをわかりやすいように「仕切り価格」としておきます。(何もしないと数値_1といったように自動的にふられています)営業経費、利益、見積価格はそれぞれが計算されるものなので、計算というパーツを選択します。この場合の設定は、例えば営業経費であれば、フィールド名は「営業経費」となり、計算式のフィードには「仕切り価格*0.2」というふうに登録します。表示形式を選んでここでもフィールドコードを「営業経費」としておきます。価格決定のアクティビティは次のようになります。

価格決定.bmp


次は見積書作成アクティビティです。いわゆる作業のアクティビティで、前段の意思決定にに従って要求に対する報告を作成する作業になります。ここでは、見積書を作成するのに必要なデータが決定されたかどうかのチェックをするようにします。複数のチェックになりますのでチェックボタンのパーツを使います。また、作成された見積書がどんなものであるかがわかるように添付ボタンを付けて参照できるようにしておきます。見積書のような帳票はkintonで作るは無理なので、Excelや帳票ツールで作成したものを添付します。

最後は、見積書送付です。ここの確定データは送付日にしてあります。ステータスだけでもいいのですが、日付と送付先のほうが確実なのでそうしてあります。見積書作成と見積書送付のアクティビティは下記のようになります。

見積書作成.bmp

次に、各アクティビティのステータス表示をどうするかという問題があります。それぞれのフィールドグループの最後に置いても構わないのですが、折りたたんでしまうと見えなくなってしまうので、プロセスの進捗がわかるように全体の頭のところに横に並べることにしました。それぞれステータス表示で設定した名称を入れたドロップダウンパーツを並べておきます。以上で基本的なフォーム設定は終わります。
  
ステータス.bmp
  

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