ここまでは、市場とか顧客との関係を見てきましたが、つまり需要サイドのモデル要素ということができます。顧客との接点のところです。顧客に製品やサービスを提供してその対価を得るという部分でもあるわけで、そうしたお金の流れが「R$(Revenue Streams)収益の流れ」ということになります。よくこの流れの形をビジネスモデルと言う人もいましたが、これはビジネスモデルの構成要素である「収益モデル」というふうに規定したほうがよいでしょう。

収益の流れには異なる2つのタイプがあります。
1. 一見客による取引収益
2. 既存顧客への価値提案、もしくはカスタマーサポートによる継続支払いからなる二次収益

こうした収益の流れを生み出すための方法として下記のようなものが考えられます。
資産価値のある商品の販売
使用料
購読料
レンタル/リース
ライセンス
仲介手数料
広告

そして、これらは異なった価格メカニズムを持っています。大きくは固定メニュー価格と変動価格があり、その中でも前者では「リスト価格」「製品特性に基づく価格」「顧客セグメントに基づく価格」「量に基づく価格」、後者には「交渉による価格」「利益率管理に基づく価格」「市場価格」「オークション」があります。

最近ではネット販売などの登場やフリーミアムといったような新しいモデルも生まれて多様な形態があり多くのアイデアが出てきています。その流れを顧客・代理店・仲介者・供給者といった関係を絵に描いておくのがわかりやすいと思います。そうした図解されたモデルとして、「ピクト図解」(板橋悟氏考案)というのがあります。8つの代表的なモデルが提案されています。
シンプル物販モデル
小売モデル
広告モデル
合計モデル(ついで買いを狙う)
二次利用モデル(商品を何度も再利用)
消耗品モデル
継続モデル(使用料や賃料)
マッチングモデル(仲介業)

こうしたものも参考にしながら自分たちのビジネスを記述したらよいでしょう。
  

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