プロセス名を決め、始点と終点を決めると、次はプロセス構成に従って中間アクティビティを記述することを行います。ここでプロセス構成に従ってと言っているからには、プロセス構成について説明しておかなければいけませんね。基本的な構成は下記のようになっています。

プロセス構成.JPG

まず大きく意思決定プロセスと作業プロセス、タスク管理から成り立っています。ここで詳細に行く前にこのプロセス構成のバリーションを考えてみます。現実のプロセスでは意思決定プロセス、作業プロセス、タスク管理の重要度というか構成割合が違ってきます。そのバリエーションが下図となります。
 

構成バリエーション.JPG
 

ここも大きく3層と2層の構造に分かれます。3層では意思決定主体か作業主体かがあります。また、2層のものもあって、同じように意思決定が主体か作業が主体かでタイプが違ってきます。それぞれの説明は省きますが、従来システム化の対象となったのはDタイプです。どんな作業をすべきかがすでにあって、それをいかに効率的に実行するのかが焦点となるケースです。

ですから、ここはITを使って自動化することが目的になる場合が多く見られます。ところが、このプロセス構成では、段取りが与件としてあるという前提なのですが、実はこの段取りをどうするかが重要なのです。段取りが悪いものをいくら効率的にやったとしても手戻りが発生したりしたら何もならないわけです。

さて、プロセスの構成にある中間アクティビティを見ていきましょう。意思決定プロセスでは、「依頼受付」「要求仕様確定」「意思決定」「作業」「報告・登録」という要素が提示されています。前回始点と終点を先に決めると言いましたが、その始点は「依頼受付」、終点は「報告・登録」になります。つまり、内部でも外部でもいいのですが、何かこうしてほしいという依頼が出発点となります。その依頼に対する答えを作って依頼主に報告しでデータベースに登録するのが終点になります。

その間にあるのが中間アクティビティです。まず依頼がきたらその依頼の内容、どんな要求なのかをきちんと把握して固めておくことが大事です。あいまいなままにしておくと手戻りが発生してしまいます。依頼者は往々にしてこんな感じにといった抽象的な依頼をしてくる場合が多いのできちんとつめておいたほうがよいと思います。

その後は、単位意思決定を連鎖させたものになります。要求項目は複数のものがほとんどですから、複数の意思決定や判断になります。そして、作業がある場合には作業プロセスに落とし込みます。意思決定したものと作業プロセスから生成されたデータを合わせて報告・登録に持って行くことになります。


作業プロセスでは始点が「作業依頼受付」から作業指示がだされ、終点が「作業結果」ということになります。そして中間アクティビティは基本的には様々なアクションのつながりになります。このように、どんなリクエストがあってその内容を確定し、どんな答えを返してあげればよいのかを決め、どんな意思決定や判断を行うのか、作業な何があるのか定義していくことになります。
  

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