さて、7つの作法の最後になります「実装する」です。最終的にはITに実装して、それを使って日々オペレーションしていくことが大事になります。前回作成した「プロセス要素表」から実装していきます。こういうと、要件定義をしてプログラム仕様書を書いてそれから実装するのでしょう、あるいはパッケージを持ってきてFitGapをやるのでしょうと言われる。

ここでは、そんなことはしません。まず対象が"意思決定プロセス"であることがあります。また、プロセス要素表を見てもらうとわかるようにプログラムできっちりと作れるような定型的なものではないということです。つまり、非定型で人間が介在するような仕組みでプロセス要素表にある各要素が仕込めるプラットフォームがあればそこに"設定"すればよいのです。

プラットフォームは基本的にデータ管理とプロセス管理そしてコミュニケーションができるものであればいいのです。そういったものにBPMSがありますが、意外と定型業務向きなので、ここではサイボウズ社の「kintone」を採用することにします。kintoneの謳い文句である"データとプロセスとコミュニュケーションを一体化させた"というのがコンセプトですからぴったりですね。多少使い方の工夫が要りますが十分使えるツールと言えます。
   
kintoneを使った実装の手順は本ブログの「ビジネスサービスのつくり方」という記事に詳しく出ていますのでそちらの方を参照してください。ざっとした手順だけは記しておきます。

1. Portalからアプリケーション作成方法を選択します。


portal.JPGのサムネール画像

2.はじめから作成の場合
  ステップ1  アプロの名前を入力します
  ステップ2  一般設定(アイコンやデザインテーマなど)
  ステップ3  フォームの設定(データの入力フォームを作る)
  ステップ4  一覧の追加(データの一覧画面に表示する項目を選ぶ)
  アプリの運用を開始するために「設定完了」をクリックする。


フォーム設定.JPGのサムネール画像


このように、設定だけでアプリケーションを組むことができます。フォームの設定でも、あらかじめ用意されたフィールドパーツ(ラベル、文字列、数値、日付、ラジオボタン、チェックボックス、ドロップダウンなど)をドラッグ&ペーストで貼り付けるだけです。その他にも、通知の設定やアクセス権の設定、グラフ化なども簡単にできます。最近ではAPI連携とかJavaScript/CSSカスタマイズもできるようになりかなり機能が充実してきています。ということで、7つの作法を終わることにします。
  

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